お墓のつくり (仏式の場合)

 【例1】 墓所寸法:間口1.8m×奥行2.7m(4.86u)/石碑:和型九寸角一般型
(1) 竿 石 上から一番目の石。一般的には正面に「○○家之墓」と彫刻されます。
(2) 上 台 上から二番目の石。正面に「家紋」を彫る場合があります。
(3) 中 台 上から三番目の石。
(4) 芝 台 石碑の台座部分の石。石碑より安価な石を使うことがあります。
(5) 拝 石 「カロート(納骨室)」の上蓋の石。香炉が置いてあることが多いです。
(6) 水 鉢 両側が花立で中央のくぼみ部分が水鉢です。「家紋」を彫る場合があります。
(7) 香 炉 くり抜いた部分に「香皿」を置き、お線香を横にねかせて供えます。
(8) 地蔵尊 一般的には亡きお子様のご供養のために建立します。
(9) 物置台 墓参時の手荷物等を一時的に置いておく台です。
(10) 墓 誌 戒名・没年月日・俗名・行年等を彫るための板状の石碑です。
(11) 灯 篭 ご先祖様や故人への灯明になります
(12) 小砂利 化粧砂利を敷き詰めます。板石張り仕上の場合もあります。
(13) 敷 石 一般的には表面を磨いてないものを使用します。
(14) 塔婆立 木製の板の卒塔婆を収めます。宗派によっては設置しない場合があります。
(15) 外 柵 墓所の境界を示す囲いの石。上記図は「二段式」タイプのものです。

※上記の名称等は埼玉県近郊の呼び名であり、地域によっては異なる場合があります。
お墓のつくり (仏式の場合)

 【例2】 墓所寸法:間口1.8m×奥行2.7m(4.86u)/石碑:洋型
(1) 竿 石 正面に「○○家」又は漢字やひらがな等で一言(一文字)、彫刻されます。
(2) 上 台 上から二番目の石。芝生墓地用の「洋型」にはない場合があります。
(3) 芝 台 石碑の台座部分の石。石碑より安価な石を使うことがあります。
(4) 拝 石 「カロート(納骨室)」の上蓋の石。香炉が置いてあることが多いです。
(5) 水 鉢 両側が花立で中央のくぼみ部分が水鉢です。「家紋」を彫る場合があります。
(6) 香 炉 くり抜いた部分に「香皿」を置き、お線香を横にねかせて供えます。
(7) 墓 誌 戒名・没年月日・俗名・行年等を彫るための板状の石碑です。
(8) 小砂利 化粧砂利を敷き詰めます。板石張り仕上の場合もあります。
(9) 敷 石 一般的には表面を磨いてないものを使用します。
(10) 塔婆立 木製の板の卒塔婆を収めます。宗派によっては設置しない場合があります。
(11) 外 柵 墓所の境界を示す囲いの石。上記図は「一段式」タイプのものです。

※上記の名称等は埼玉県近郊の呼び名であり、地域によっては異なる場合があります。
お墓に使われる石材

墓所・墓石に使用される石材の一部をご紹介いたします。

(1) 稲田石 茨城県産の白御影。
(2) 青葉石 福島県産の白御影。やや青白い。
(3) 真壁(小目) 茨城県産の白御影。目が細かい。
(4) 庵治石(細目) 香川県産の白御影。世界でも屈指の超高級石材。
(5) 万成石 岡山県産の御影。ピンク色。
(6) 山崎石 山梨県産の安山岩。グレー色。
(7) 浮金石 福島県産の黒御影。独特の風合いを持つ。
(8) 本小松 神奈川県産。淡い緑色。関東一の高級石材。
(9) Granite #603 中国福建省産の白御影。
(10) Granite #623 中国福建省産の白御影。微かに淡いピンク色。
(11) Granite #688 中国福建省産の白御影。やや青白い。
(12) Granite #614 中国福建省産の白御影。目が細かい。
(13) 銀河 インド産の白御影。目が細かくメリハリがある。
(14) Granite #011 中国福建省産の御影。グレー色。高級石材。
(15) 山西黒 中国山西産の黒御影。高級石材。
(16) M-1H インド産の御影。まだら模様の濃い緑色。高級石材。
(17) Granite #663 中国福建省産の御影。淡いピンク色。
(18) ニューインペリアル インド産の御影。非常に濃い赤色。
(19) クンナム インド産の黒御影。中国産の黒よりも更に高級。
(20) Black(fine-grained) スウェーデン産の黒御影。世界中で評価が高い。

※画面上の写真と「実際の石」は多少異なって見える場合があります。予めご了承ください。
お墓の文字彫刻に使われる書体

墓所・墓石に使用される代表的な書体をご紹介します。

※割合的には1番の「楷書」で文字彫刻して建墓される方が圧倒的多数です。
※5〜7番は墓石より「記念碑(モニュメント)」等に採用されることが多いです。
代表的な家紋

墓石に彫刻する代表的な「家紋」の一部をご紹介します。

※それぞれの「家紋帳」によって家紋の名称及び図案が多少異なる場合があります。

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